犬の能力
犬の身体能力
犬の鼻
特徴:嗅覚が鋭い
人間の嗅覚細胞は約500万個ですが、犬の嗅覚細胞は約2億個あり、人間よりとても優れています。
また鼻が長いほうが嗅上皮の面積が広くなるため嗅覚の能力は高くなります。
犬の耳
特徴:聴覚が鋭い
人間は約2万ヘルツまで音を聞き取れますが、犬の場合は約5万ヘルツ以上聞き取れます。
垂れ耳より、たち耳の犬種のほうが聞き取る能力は高くなります。
犬の目
特徴:視野が広い
視力は近視で弱いですが、視野は広く動体視力が優れています。そのため動いている対象物をとらえるのが得意です。
マズル(鼻口部)が潰れたパグやブルドックより、マズルが長い犬種の方が視野は広くなります。
犬の口
特徴:舌の役割
犬の味覚は辛味や渋みは鈍感ですが、舌は味覚を感じる以外にも次のような役割があります。
①犬は汗腺が少ないためほとんど汗を出せません。そのため、舌を出すことによって体温を下げる役割をします。
②唾液は消毒液の効果があるのでちょっとした傷口をなめて殺菌したりします。
③水を飲むときは舌をスプーンがわりにして水を飲みます。
犬の足
特徴:長距離選手
犬の足は安定して走るのに適した構造をしています。足の長いサイトハウンド系の犬種は長距離に適してます。しかし短足のブルドックの犬種は長距離に向いてません。
犬の肉球
特徴:良質な靴
犬の肉球は触覚や温度など情報を得ることができる重要な役割があります。また衝撃を吸収する良質な靴のような働きをします。
犬にとって汗をかくことができる重要な部位です。