犬のストレスについて考える
犬は、性別や犬種より性格によってストレスを受ける度合いが変わります。
強いストレスを受け続けると、犬は問題行動が多くなります。
犬の性格を見極め、ストレスの原因を突き止めることで、犬の精神的な負担を減らしてあげましょう。
犬がストレスを受けやすい状況は?
①十分な広さがないスペースでの多頭飼い
②外出に慣れていない犬を旅行に連れて行く
③飼い主と信頼関係が築けない
④誰にも邪魔をされない安心できる場所がない
⑤まだ社会性の低い犬に、人や犬が大勢いる場所に突然連れて行く。
⑥老犬を若い犬と同じスペースで飼う
ストレスに弱い犬はどんな犬?
①老犬と子犬
②去勢や避妊をしていない犬
ストレスを受けた犬の主な問題行動
①同じ行動を繰り返す常同行動をする
②長時間、吠え続ける
③尻尾を追ってグルグル回っている
④体の一部や、床などなめ続ける
⑤嘔吐や下痢など体調不良
言葉を話せない犬は、日々様々な行動やしぐさで飼い主に何かを訴えかけています。
そういったサインを理解できないから流すのではなく、何を訴えているのだろうと考えてあげることは飼い主の務めです。
飼い主の犬への理解が深まれば、犬との信頼関係が築けるようになり、犬の問題行動も減らすことが可能となるでしょう。