インターホンが鳴ると吠える犬

侵入者がやってきた!

犬にとってインターホンが鳴ることは、誰かがテリトリーに侵入してきたという合図になります。

インターホンが鳴る=侵入者がやってきた、というパターンを経験から覚えているのです。

 

吠える犬は、侵入者に威嚇をするのと同時に飼い主に知らせるようとして一生懸命吠えるのです。

それが自分の役割であり仕事だと思っているのです。

 

 

別の仕事をあたえる

吠えるのをやめさせるための方法は、

インターホンがなる⇒侵入者がやってきた⇒吠える、という流れを変えてあげる必要があります。

犬の仕事を変えるのです。

 

たとえば、

インターホンが鳴る⇒おやつを使った遊びをする(犬に大好きなおやつを探させるなど)、

インターホンが鳴る⇒場所移動の指示を与えて、ゲージのなかに入るようにする、

など繰り返し、犬がその流れの仕事を覚えるまで関連付けてやります。

そうすることで、犬に吠えることをやめさせることができますし、興奮することによって受けていたストレスも与えずにすみます。

 

元々、猟犬だったダックス系やテリア系の犬種は吠える傾向が強いのです。

獲物の場所を、飼い主であるハンターに知らせるために吠えることが仕事だったためです。

そのため、本能的に吠えてしまうのでしょう。