犬の被毛のお手入れ（犬のブラッシングの仕方）

犬のブラッシングは、毎日欠かさず行うのが基本です。

ブラッシングによって、被毛の美しさを保つことができますし、犬とコミュニケーションもはかることができます。

また、ブラッシングを怠ると、毛玉が増え、皮膚病の原因にもなります。

犬の健康を保つためにもブラッシングは行うようにしましょう。

ブラッシングの仕方

ブラッシングの仕方の基本は、被毛を立てて根元から毛先までブラシをとかすようにします。そのとき重要なことは、力を入れすぎないようにブラッシングすることです。力を入れすぎると皮膚を傷つけたり、生きた被毛まで抜いてしまいます。

ブラッシングの順番は、まずお尻のほうの後ろ半身からブラッシングを行い、続いて前の半身のブラッシングします。

脚は下から上へ順にブラッシングしてきます。

ブラッシングの道具は、主に次のようなものがあります。

主に、長毛種の犬種の被毛をとかす場合に使用します。

被毛のほつれをほどき、まっずぐに整えます。

犬の抜け毛を取り除きます。

抜け毛が溜まると皮膚病の原因になりますので、スリッカーで抜け毛をすいてあげます。

獣毛ブラシは猪毛などでできており、主に短毛種の犬種に使用します。

マッサージ効果もあり血行が良くなります。また被毛の毛艶を出すことができます。

ブラッシングの最後の仕上げに使用します。

コームを使うことで、全体の毛並みを整えることができます。

ブラッシングで重要なことは、犬にとって、気持ちの良い楽しい時間にしてあげることです。

強引に毛を引っ張ってブラッシングをしたりすると、犬が痛がって、ブラッシングを嫌うようになります。

力を入れず、優しくブラッシングすることを心がけましょう。